投稿日:2023年1月18日 最終更新日:2023年3月10日
新年明けたばかりですが、こういうスタート時期だからこそ、きっと「今年中に会社辞めよう!」って心に誓った人多いのではないでしょうか?
私も、1年前の今ごろは、ちょうど退職を心に決めたタイミングで、結局会社に退社の意を伝えたのは4月末でしたが、2022年は「辞める準備の年だ!」と思ってスタートさせました。
本記事では、そんな私が昨年会社を辞めるまでに準備した「やって良かったこと」と、今だからこそ「していたら良かった」と思う点を含めて、「今年中に会社を辞める!と決めたら、準備したい3つのこと」をお伝え出来たらと思います。
今この瞬間も、1年前の私と同じように「今年、会社を辞めよう」と思っている人が、次の新たな人生のステップを少しでもスムーズに、そして明るいスタートがきれることを願って書いていこうと思います。
こんな人に向けて書いています。
- 今年中に会社を辞めたい人
- いま、会社を辞めるかどうか迷っている人
- 今年中にフリーランスで独立を考えている人
- 今年中に転職を考えている人
- 会社に縛られない生き方を模索している人
- 副業や資産運用にずぼらな人(←1年前のわたしです)
退職を決めたら【0】 未来の自分の幸せを一番に
まず、準備しておきたい3つのことをお伝えする前に、前提とした【マインド】の在り方です。辞めた後の自分の幸せを一番に考える。
こんなこと当然!って思われるかもしれないですが、【会社の自分】と【未来の自分】を割り切って考えて、未来の自分軸で行動するって、なかなか難しいと思うんです。
お世話になった会社だし、それまでは会社のことに集中しよう。
なんて考えをもししていたら、
その考え、後で後悔するかもしれません。
わたしも、辞める当時は管理職でしたし、しっかり引継ぎせねばと離職までの日数をほぼ会社の仕事に捧げてしまったひとりです。でも、正直なところ、これって美徳でもなくて、ただ安易で怠惰な考え方だったなぁと思うんです。
会社の今後よりも、自分の今後。
最低限の義務と責任を果たすことは必須だとしても、残業なんか一切せずに、できる限り退社後の自分の仕事の準備に時間を割きましょう!
では、ちょっと前置きが長くなってしまいましたが、以降からは私が身をもって実感した退職までに準備しておきたい3つについてお伝えします!
退職を決めたら【1】 副業を始める
既に本業とは別で副業をしっかりやっていて、その副業でフリーランスへ!と計画されているしっかりさんはこちら飛ばしていただいていいのです。
ほんと、素晴らしいです。
わたしは、副業したい…と思っていただけで、結局行動には一切起こさずに会社員時代が終わりました。
正直、前職の会社は副業・兼業禁止をコロナ禍で改めて社内告示するほど昔堅気な会社だったんですが、辞めることを決めた時点からでも、副業として収益化をはかれる何かしらをはじめておいたら良かったと思っています。
始めておきたい「ブログ」
わたしがせめてやっておいたらよかったと思うものは、ブログです。
収益化まで時間がかかる、もう稼げないとか、いろいろ言われているブログですが、どんな職種であろうとフリーランスにとって、ブログは必須ツールではないかと思います。
その理由としては、
・収益化の種はいくつあっても損はないから
・ブログ運営はビジネスセンスを鍛えるから
・本業の営業ツールにもなるから
少し脱線しますが、ブログをはじめていた方がいい理由を詳しく書いていきたいと思います。
収益化の種はいくつあっても損はないから
結局のところ、ズバリこれに尽きるんじゃないかとも思うんですが、どんな職種のフリーランスであっても、稼ぐドアは1つじゃない方がイイに決まってます。ひとつがダメになっても、他の仕事で賄えるくらいが、心の余裕も生まれると思うんです。
で、ブログはいいなと思うのは、一言で言うなら自分を表現できる作品のようなものだから。心を込めて時間を費やして作った作品(ブログ)の一つ一つが、誰かの元に届いて、元気が出たり、役に立てば、成果として収益に繋がるだろうし、出ないならそれは作っているブログ自体に問題があるということ。
ブログ本体で収益化が伸びなくとも、ブログやSNSを接点した仕事の創出の可能性だってあるわけで、そういった意味で複数の「収益化の種」が埋まっていると思います。
ブログ運営はマーケティングスキルを鍛えるから
どんな職種のフリーランスであっても、マーケティングスキルは必要不可欠なビジネス要素です。ブログは、ブログ運営やSNS運用などを通して、マーケティングスキルを鍛える良いツールの一つだと思います。
ブログやSNSを運営することで、自然と
誰に、何を、届けるか?
届けたい人とは、どんな人たちか?
何に関心を持ち、何にメリットを感じるか?
マーケティングの基本である「ターゲット(=顧客)の立場」でモノを考える作業をすることになります。
投稿や発信はある意味、企業での販促活動と同じです。ターゲットの反応や結果を分析し、つぎの施策に生かす。本業とは別軸で行っていたとしても、マーケティングスキルはどんな本業であっても、メリットになるはずです。
本業の営業ツールにもなるから
何か調べたくなればWEB検索、時間が空いたらSNS、YouTube…、インターネットがここまで人々の生活の一部になっている今、本業がなんであれ、WEBやSNSは立派な営業活動の主戦場です。そのうえで、ブログは自分の考えやスキルをアピールできる営業ツールの一つになりますし、仕事の創出を生む出会いやきっかけが生まれるツールであると思います。
ちょっと長くなってしまいましたが、退社後のフリーランスとして働く本業とは別で、なにかしら収益化が見込まれるスモールビジネスを準備しておくと、相乗効果をうみやすくなるじゃないかと思います。
退職を決めたら【2】 お金の管理と運用
2つ目は、やっぱり、お金です。
私はかなりずぼらな性格なので、正直なところ、辞めることを決めるまで、恥ずかしながら自分の正確な貯金額を言えない状態でした。
(バクっとは把握してましたよ。。バクっとは)
でも、退職を決めた頃から、
・自分が今いくら貯金があるのか。
・1年後には、貯金や資産は幾らになっているのか?
・保険料や固定費の見直ししたほうがいい?
そんな事をようやく本気で考え始め、行きついたのが「家計簿アプリ」でした。
家計簿アプリで、自分の財力を見える化する
私が活用したのは、家計簿アプリ「マネーフォワードMe」です。
家計簿アプリは様々ありますし、好き嫌いももちろんあると思うので、「マネーフォワードMe」をお勧めしている訳ではないですが、複数の口座とクレジットカードの使用履歴を一括管理できるのは、貯金額や固定費の見直しを考えていたわたしにとっては、不可欠アイテムとなりました。
結果として、私は退職するまでに間に、携帯代や医療保険、駐車場代なんかの固定費の見直しには本腰を入れることができました。
資産運用は早めにしておこう
そして、運用という点では会社員時代のもっともっと早い時点でできていたら良かったと思うだけしかないのですが、積立NISAやIDECO、上場投資信託…、どれも資産を増やす「種」だと思います。
わたしは資産運用と呼べるものはいずれもまったくしていなかったので後悔しかありません。とはいえ、積立NISAは会社を辞めてからスタートさせました。
開業用のクレジットカードは早めに作ろう
会社員をやめてフリーランスを予定しているなら、鉄則の脱サラ準備ともいえるのが、クレジットカードですね。
私は辞める1カ月前に慌てて作ってしまいましたが、クレジットカードを新規申し込みする場合、さまざまなキャンペーンやお得情報を利用した方が得な場合があるので、ゆとりをもってどのクレジットカードが総合的にメリットがあるか確認して申し込みすることをお勧めします!
退職を決めたら【3】学べるコミュニティに参加する
オンライン/リアルどちらでもいいのですが、自分よりも1歩も2歩も先を進んでいる人に出会えるコミュニティに参加しておくことをおすすめします。
私は結局会社を辞める2カ月前くらいから、サイトやYouTubeで気になったコミュニティに参加したんですが、全国各地で顔も知らないけど、同じようにこれからの人生に悩み、前向きに一生懸命がんばろうとしている同年代や若い人たちを身近に感じると、「自分も頑張ろう」「やれることはやってみよう!」という前向きなマインドになれます。
人と出会うことで生まれる刺激は、何物にも代えがたいものですよね。
自分に合ったコミュニティの探し方は、とにかくWEB検索していたら、何かしら引っかかります!
興味の対象で検索したコミュニティなら、同じ興味を持つ他の人たちが集まっているということなので、気負わずコミュニティを探し、入ってみる!がおすすめです。
(合わなければ、退会すればいいだけですし!)
まとめ
いかがでしたでしょうか?
実際のところ、会社を辞めるつもりじゃなくても、始めておいて損がないことばかり…になってしまいました。
とはいえ、これら3つのことは、
もし、いま去年の今ごろの自分にアドバイスすることができたら、きっと耳打ちするだろうと思う3つです。
私は会社を9月に辞めたのですが、去年の1月から本気を出して3つのことにチャレンジしていたら、辞めるまでの8ヶ月間もっと有意義だっただろうなと思っています。
01. 副業を始める
02. お金の管理と資産運用を始める
03. コミュニティに参加して、新しい人脈を作っておく
仕事が忙しかったり、家庭があったりすると、本当に時間も足りないし、心のゆとりも足りない生活になりがちですが、未来の自分が幸せになることをどんな小さなことでも向き合ってやっていくことで、全然違う未来につながるんだと思います。
本記事が、今年中に会社を辞めて新しいステップに踏み出そうと思われている方へ、少しでも役立ち、会社を辞めるまでの日々が未来の幸せにもっともっと近づける日々になることを願っています!